性器カンジダの症状と治療薬について

ジスロマックはマクロライド系抗生物質

「ジスロマック」はクラミジア治療薬として使われている薬です。
副作用が少ないという特徴があり、子供や妊婦の方でも飲める安全性の高い薬となっています。
抗菌効果はクラミジア菌のみならず多種にわたる細菌へも作用し、また同時に抗炎症作用もあり、それらの優れた特徴からクラミジア治療の第一選択薬として多く処方されています。

その主成分「アジスロマイシン」は、マクロライド系に属する薬です。
マクロライド系抗生物質はとくにクラミジアに対して非常に強い効果を発揮、除菌率は9割を超えるというデータもあります。
マクロライド系に分類される薬は多数ありますが、その中でもジスロマックは特にクラミジアへの反応度合いが高く、クラミジア治療でより有効性が高い薬です。
そのためクラミジア治療ではまずジスロマックが使用され、効果が現れなかった場合、服用ができない患者のみ、別の抗生物質を使用するのが一般的です。

ジスロマックはクラミジア菌以外の幅広い菌「肺炎球菌、インフルエンザ菌、マイコプラズマ」などに対しても効果を持つため様々な症状に対して使用でき、歯周病、マイコプラズマ肺炎、副鼻腔炎、細菌型の風邪などにも有効に作用します。
ただし一部耐性をもつ細菌が存在するため、これらの菌へは別系統の抗生物質を使う必要があります。

ジスロマックの服用法は、クラミジア治療かそれ以外かで異なります。
クラミジア治療として使用する場合は1回の服用ですべてを飲み切ることになります。
アジスロマイシンの合計用量が「1000mg」となるよう錠剤を調整して服用するので、例えばジスロマック錠250mgを使用する場合は1回4錠を服用します。

クラミジア以外の治療での場合は、3日間にわたり1日の合計用量「500mg」を飲み続ける服用法になります。
気を付けたいのが、必ず最後まで服用する必要があることです。
症状がおさまったと感じた場合でも、3日間は飲み続けることが大切です。
無症状に感じた場合でも細菌が残っていることがあり、この場合には菌に耐性がついてしまうなど、より治りにくい症状となる恐れがあります。

ジスロマックは副作用が少ないことが特徴

ジスロマックは副作用が少ない薬であり、その安全性の高さから幅広い年代の方々に使用されている薬です。
従来使用されていた抗生物質の多くは、アレルギー反応が出やすいものでしたが、ジスロマックはアレルギー反応がでることもほとんどなく、アレルギーを持った人でも利用しやすい薬となっています。

とはいえ少なからず副作用はあり、いくつかの軽い症状が現れることがあります。
よく見られる症状としては「下痢、腹痛、吐き気、のどの腫れ、皮膚炎、発疹」などが報告されています。
特に下痢などの胃腸症状が頻繁にあらわれます。
下痢症状は抗生物質の服用全般に起こる副作用であるため、過度に気にする必要はありません。

ジスロマックは一度の服用で長期間にわたり身体に作用し続けるため、副作用症状も長引くことが多いので注意してください。
胃腸症状の副作用がどうしても気になる場合には、整腸剤と併用して飲むことも可能です。

また極めて低い確率ながら重篤な副作用が出る場合もあります。
報告されているものとしては「アナフィラキシーショック、中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、急性腎不全、偽膜性大腸炎、肝機能障害」などとなっています。
このような重篤な副作用の初期症状が現れた場合には、すぐに服用を中止し病院を受診するようにしてください。

一緒に服用することが禁止されている「併用禁忌薬」に指定されている薬はないため、整腸剤や風邪薬などの併用も問題はありません。
ですが、制酸薬、抗血液凝固薬、強心薬、免疫抑制薬などの薬の一部と併用した場合、その作用が強く出てしまうことがあり、飲み合わせが悪いとされています。
またこれら以外にも相性の悪いといわれる薬がありますので、服用中の薬がある方はジスロマックの服用前に必ず医師に相談するようにしましょう。